Firebase は、Android、iOS で利用できる無料の多機能サーバー(エンジン)です。
ここでは使えそうな機能の説明と、Firebase の初期登録をまとめてみました。
機能説明
私が unity で使ってみた機能の説明です(全てではありません)。
Crashlytics
unity がクラッシュした際、そのレポートが firebase サーバーに通知される機能です。
ユーザーがプレイ中、意図せずクラッシュした場合、その情報が通知されるので不具合の早期発見、修正に役立つと思います。
とても便利なので、個人製作のアプリでも欠かさず入れておきたいですね。
あまり連続的にコールされると取りこぼしはありそうですが、報告数は無制限のようです。
(修正し終わった不具合は報告をミュートすることもできます)
詳しい内容は次の記事になります。
Events(Analytics)
プログラムの任意の場所からログ(フラグ)を通知し、プレイされたゲームの到達度などを調査することができる機能です。
登録できるフラグの数は有限ですが、無料でも、1アプリごとに500個と、かなり多くのイベントを登録できます。(有料だとフラグにサブパラメータをつけて、BigQuery で検索することもできるようです)
詳しい内容は次の記事になります。
Database
データベース機能については、大きくわけて2つあるようですが、私は Realtime Database を使いました。
どちらも「一定アクセスまでは無料」、個人製作のアプリであれば十分無料のままで使えるポテンシャルです。データアクセスのための認証システムも Firebase で構築する事が出来てしまうので、セキュリティリスクも万全です。
Firebase の登録方法
サイトにアクセス
まずは Firebase サイトにアクセスし、アカウント登録から。
(1アカウントで複数アプリ管理できます)
gmail アカウントが必要です。右上のログインから、gmail アカウントでログイン。
ログインすると、右上のボタンがコンソールへ移動に。クリック。
プロジェクトを作成
手順に従って進める
無事完了するとこのような画面に
プロジェクト(アプリ)の登録
ここでは unity アプリの登録について説明します。
画面左上の歯車 - プロジェクトを設定
マイアプリにある unity のアイコンをクリック
iOS、Android アプリで必要な情報を登録。iOS バンドル名、Android パッケージ名は Unity の Bundle Identifier と同じものにしてください(大文字小文字も一致させる)
ニックネームは任意。全て入力したら「アプリを登録」
この時点で設定ファイルはダウンロードしない
次のステップとして「設定ファイルのダウンロード」が表示されていますが、データベースを使う場合、現在の設定ファイルでは、データベースにアクセスできません。
一旦、画面左上の✖ボタンを押しましょう。
以上でセットアップは完了です。今後はそれぞれの機能によって異なる作業を行います。
Crashlytics
Analytics
Realtime Database
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