例えばこの絵。256 x 256px のサイズ。
AUTO はスタイル効果 - 境界線を引いています。
これを 80 x 80px に解像度変更すると……、
スタイルだけ、サイズが変わりません。
ほとんどの場合、これは無意味なスケーリングです。スタイルも解像度に合わせて変化してほしいですよね。
実は「解像度変更」の中にそれを可能にする項目がありました。
画面右上にひっそりと存在する歯車マークの中にある「スタイルを拡大・縮小」。
これを選択し、✓をつけてから解像度変更を行います。
期待通りのスケーリングが行われました。
この機能にはちょっとした問題が……
なおこの機能、ちょっとした問題があります。
幅・高さを別々の解像度にスケーリングすると「スタイルを拡大・縮小」が効かない(これはある意味仕様と言える)のですが、以降「スタイルを拡大・縮小」の機能がチェックのついたまま無効化されてしまうようです。
見た目にはチェックがついているのに機能は無効化されてしまうため、なんで?? となるのでご注意ください。
この問題は一旦チェックを外し、もう1度チェックをつけることで回避できました。
インストール PC の環境によっては起こらないかもしれませんが、一応表記。
私は Windows10 + Photoshop CC 2023 で確認しました。