unity2022 にアップデートし、Addressable をビルドしようとしたところ、こんなメッセージが。
コンテンツビルド後に確認できる新しいAddressablesビルドレポートがあります。 ただし、「Debug Build Layout」がオンになっている必要があります。 この設定は、Edit > Preferences > Addressablesにあります。 オンにしますか?
「Yes」を選ぶと、ビルオ後にレポートが表示されました。
これについて、簡単に説明していきます。
このレポートは 2022.2 以降に追加された機能のようです。
ダイアログで「No」を選んでしまった場合も、Edit > Preferences > Addressables > Open Addressables Report after build に✓を入れることで表示することができます。
Summary
サマリーにはバンドル(Addressable Groups)の数、サイズ、アセットの総数などが表示されています。
画像では 16656、1GB を超えるファイルを扱っていますがビルド時間は 40 秒足らず。
昔に比べると爆速になりましたよね……。
Asset Bundle を自作してた頃は、ビルドに数時間なんて事も……。
(HDDだったり、ロジックだったり色々問題があったのも確かダケド)
Explore
バンドルや、アセットのサイズ情報を確認することができます。View by で選択します。
列をクリックすると、その情報に基づいてソートを行うことができます。
予想外に大きいサイズのファイルを検出することが可能です。
Potential Issues
こちらには私が重複登録してしまったアセットと、それを消すことでどのくらいサイズが削減されるかを示すメッセージが表示されていました。
解決:重複と表示されたアセットを Addressable に登録する
複数の場所で使われているアセットも、Addressable に登録してしまえば、複数個所の参照も単一の Addressable に集約されるため、手っ取り早く重複を解消することができます。
おそらく Addressable がロードしたキャッシュを使いまわしてくれる(と、思う)ので、ロードのタイムロスも改善することが出来るでしょう。
不要になったら設定でオフに
毎回確認する必要がなければ Edit > Preferences > Addressables > Open Addressables Report after build の✓を外してください。ウィンドウは表示されなくなります。
表示されないだけで全てのビルドログは残っていますので、必要な時に Window > Asset Management > Addressable > Addressable Report でウィンドウを開くことができます。