清水の舞台から飛び降りる[WordPress 更新]

2020/6 にサイトを作成してからはや2年、ワードプレスをずっと更新せずここまで来ました。

最悪サイト見れなくなったりするから…。

最新にしても(見つかってないだけで)脆弱性は常に存在する、と自分を騙しここまできましたが、さすがにそろそろやっておこうかなと決心しました。

気持ちのアップダウンも記事に含めたのでいつもよりフワッフワしていますが、ご容赦ください。
ちなみにサイト更新前は WordPress 5.4 でした。プラグインはこんな感じ。そこそこ有名なものばかりです。

All in One SEO
Contact Form 7
Duplicator
Easy Table of Contents
Elementor
Enlighter - Customizable Syntax Highlighter
Invisible reCaptcha
Jetpack by WordPress.com
LIQUID SPEECH BALLOON
Pz-LinkCard
SiteGuard WP Plugin
WordPress Popular Posts
WP Multibyte Patch
Yet Another Related Posts Plugin (YARPP)

ダウンロード数の少ないプラグインの中にも面白そうなのはありますが、更新を考えるとなかなか使えないのが残念。

さすがにバックアップは取っておく

更新は9割がた成功しないだろう、と心の中で勝手に決めつけつつ、サイトを丸ごとバックアップすることにします。
バックアップにはプラグイン Duplicator を使いました。とても便利ですので、バックアップに困ってる人はぜひ!

テストサイトを作成する

バックアップを取ったとはいえ、本番サイトをそのままアップデートするのは怖すぎます。

このへんのサジ加減は、なにか2つ3つアプリやゲームを発信した人ならわかるはず。

本番サイトをコピーしたテストサイトを用意します。
それには先ほど Duplicator でバックアップしたファイルを使ってもいいですし、私は Conoha なので「サイトコピー」で、丸々コピーしたテストサイトを作りました。本当に簡単。

入力情報は適当なので、あしからず

いざ、更新!

ダッシュボード > 更新 を選択すると、絶対バックアップとっとおけよ! というメッセージの下に「今すぐ更新」ボタンがあります。

en USではなく、ja を選びましょう。

更新が終わったらついでにプラグインも全て更新。
この戦争が終わったら俺結婚するんだ…と思いつつ(フラグ)、祈るように全て更新。

やった…のか…?(フラグ)

戦いは静かに終わりを告げた。かどうかは表示確認してみないとわからない。
ということで、いくつかの記事を表示したが特に問題ないようだ…。

あれ? 俺、助かった?

もう圧倒的モブ感で絶対に爆死するだろうと思っていたのに、割と平気だった…。
こんなことってあるんだな…。
こんなアッサリ感、ドラマにしたら平坦すぎて、すぐ打ち切りになりそうですがいいんです。

私はとても心穏やかです。
そう思っていたのは5分ほどでした。

フラグ回収のターン

外観 > ウィジェット が見慣れない感じになっていて、しかもエラーになっていました。カスタム HTML を直そうにも、無限ロードになっていてコードの確認すらできない…。

心がチリリ…と音を立てましたがここは冷静に。

WordPress5 Gutenberg という新エディタになった時、Classic Editor というプラグインが公式から用意されていたので、今回もないかと探したら…ありました。Classic Widget
エラーの修正方法がわかれば新ウィジェットでもいいんですが、とりあえずこちらを入れることで、エラー解消(昔の画面に戻った)。

他には大きな違い(問題)を発見できず。今度こそ上手くいったか…?

テーマの更新は、色々と表示に問題が出たのでやめました。

ワードプレスを最新(5.9.3)にして試したかったこと

そもそも今回の更新は 6.0 になったらさすがにもう怖くてアップデートできない、というネガティブ思考から始まりました。

メジャーナンバーが増えるバージョンアップは、過去バージョンの多くの民が切り捨てられます。
これは AI に乗っ取られてしまう職業があるのと同じくらい、自然の理です。

が、色々といい点もありそうです。

大きいのは 5.5 からの遅延画像ロード。画面に表示されていない画像は先にロードせず、必要に応じてロードされるのでページ表示速度が期待できそうです。

WEBP 対応もいいですね。PNG や JPG より圧倒的にサイズが小さくなるようなので、閲覧してくれる皆さまにとっても利益になるのではないかなーと。
ただ、自動的に対応されるわけではないので、その対応手順については次の記事で触れておきます。

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