初心者であればあるほど、タイトルのような状況を解決できず、諦めることが多いのではないでしょうか。
人生に対する答え合わせは千差万別なので仕方ないとしても、プログラムや、Web製作なら探せば求める答えはあるんじゃないの…? そう思いたくなります。
でもそれは落とし穴。その理由と、それを踏まえてどうするべきか考えてみましょう。
理由
Webの記事は「問い」に対する「答え」ではない
「検索=自分の問い」で、その答えが検索結果と思いがち(or 思いたい)ところですが、数多の検索にひっかかった記事はただ「検索した単語が引っかかった」だけに過ぎません。
検索結果は、問いに対する答えではない。それをまず理解しましょう。
間違いと、それを直す方法を書いたサイトは意外とない
unity メインの HP なのにわたしの記事で一番閲覧が多いのはこの記事。
こういう記事、実はあまりない(見つからない)んですよね。
大体見つかるのは「簡単! コピペするだけでクールなデザイン○選」みたいな記事じゃないでしょうか。
unity でアニメーションだと、unity ちゃんをアニメーションさせてみた! 的な記事は大量にありますが、そこから踏み込んだ記事はだいぶ少なかったです。
記事を書く側として考えると、「~をしたよ!」という結論(言いたい内容)があり、つまづいた事まで記事にするのは結構面倒です。
細かく自分のやった事をトレースしようとすれば、エラーになった時の状況を残したり、SSを撮っておいたり…。
苦労は3倍にも4倍にもなるのに、ページビュー数はたいして伸びないと思います。コスパが悪いですよね?
で、あれば書かない方が(サイト運営者的には)楽でいいでしょう。
それでもわたしは自らの失敗をひけらかしていくスタイル…非効率な人間です。
それでも、答えが知りたい!
それでも答えが知りたい場合、わたしが心がけていることです。
1つのサイトで答えがわかることは、あまりない
まず「1つのサイトで答えがわかることは、あまりない」と肝に銘じておくことです。
3~5サイトほど回遊した情報の断片を「つなぎ合わせて」「推論した結果」こうじゃないの…? と自らで答えを出す事も多いです。
調べた結果「無理だな」と諦めることも大事。その答えを導き出したわけですから。
1年後、同じ問いについてもう1度チャレンジしたりするのもいいですね。
経験値が上がってくると、前よりいい答えを出せるかもしれません。
検索はあくまで「ヒント」をくれるだけで、「答え」ではない。
「答え」は自分で判断する。
そのように考えると、ガッカリせずに済むと思います。
海外のQAサイトを見に行く
ググる時にアルファベットだけで検索すれば、結構な頻度で英語のQAサイトにリーチします。
リーチしたサイトは Chrome の日本語訳などで内容をなんとなく把握することができますし、ソースコードはそのまま使うことも出来るでしょう。
日本のサイトだと「本当に分からない初心の質問」や「調べろと怒り出す回答者」が多い印象ですが、海外は結構質問のレベルも高いですし、Google 翻訳日本語なので、回答者が悪態をついてても全然気にならないと思います(笑)
書籍を頼る
古の、Webなんてなかった時代、書籍は「神のような経典」でした。
今はそこまでの価値はないものの、なにもしらない状態で「系統立てて」理解するには結構役立ちます。
ただし、これも1冊で済まそうとはせず最低3冊くらいは購入し、中身を理解するつもりで心がけてください。
ひどい入門書が数千円で売られていることもあります。
(amazon などの)評価は「自分がどのレベルにいるか」考えて、それに近そうな人の言葉が役立ちます。中級者以上は★5つけているのに、時々★1をつけているのは初心者っぽい。自分は初心者だから…と考えると、当たりやすいと思います。
個人サイトでオススメしているのをウォッチするのも有効です。